こんにちは、田舎のお母さんを守る肥前の行政書士。江口隆介です。
Twitter上で意見を言うと、いろいろな方から意見をいただいて大変励みになっています。このブログでもその流れを作りたいので、ご意見、質問どしどしお待ちしています!メッセージはこちらから
さて今週投稿している家族関係に関する記事ですが、今回は子供の一人が極端に負担させられている場合です。
Cさんは3人兄弟の長女、下2人は弟です。
このCさん、小学校に入るまでは普通に扱われていましたが、弟が生まれてから両親が弟ばかりひいきし、同じ屋根の下でも生活に差がつくようになりました。具体的には、
- Cさんには花嫁修業と称して家事をさせるが弟はなし
- おこずかいはCさんが何歳になっても月500円、弟たちは毎年値上がり、しかも文具等の代金は別
- 弟たちは大学まで出してもらったが、Cさんは大学に行けない成績ではなかったにも関わらずご両親の希望で高卒で就職。
などです。就職先で旦那さんを見つけ結婚したCさんでしたが、ご両親の要望に逆らえず同居、マス夫さん状態状態で両親からの干渉に耐えられなかった旦那さんは別居を提案しますが、両親に逆らえないCさんをみて家を出て行ってしまいました。
ここまでくるとピンと来る人もいるかもしれません。そう、両親は自分の世話をCさんの生涯にわたってさせるためにここまで待遇に差をつけ、余計な知恵をつけさせない為に大学に行かせませんでした。
このように子供間で待遇に露骨な差をつけられた状態をネット用語で「搾取子」「愛玩子」と言います。
この場合だと「搾取子」はCさん。「愛玩子」は2人の弟ですね。
この場合、両親にとって「搾取子」は奴隷、「愛玩子」は自己顕示欲を満たすためのおもちゃにすぎません。
そして、この事実に気づかない、気づけないまま人生を犠牲にしてご両親の面倒みている搾取子の方。実は結構いらっしゃいます。
私は家族は仲良くした方がいい、交流を絶たない方がいいとは言っていますが、それはちゃんとした家族関係があることが前提です。
このような状況だとまずはご両親と離れ、ご両親との関係について深く考えることをお勧めします。
このブログでは度々言っていますが、ご両親の介護などへの負担は、子供の一人に集中するのではなく、全員で出来る限り平等に負担するのが理想です。
どうしても誰かに一人に負担が集中するのならば、その分はお金で補てんするなど努力が必要です。
そうしなければ、負担を押し付けられた子供やその子供の人生は崩壊しかねません。
ご両親の思い通りに使いつぶされるのか?ご両親との関係を考え直し、普通の家族に戻るのか。
このブログを読んで心当たりがある方、まずは自分の状況の確認から始めましょう。
とはいっても一人で考えてもご両親の洗脳から脱するのは簡単なことではありません。
またそれを察知したご両親や兄弟姉妹が妨害してくる可能性もあります。
そんなときのために私は、毎週土曜日の午後に家族に関する悩みを一緒に考えて対策を練るイベントを開催しています。
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買い物に行くといいわけで30分程度ならば怪しまれないはずですよ。
洗脳はいつ解けるか分かりません。少しでも話せばそのきっかけをつかめます。私と一緒に解決策を練りましょう。
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