こんにちは、田舎のお母さんを守る肥前の行政書士。江口隆介です。

以前から免許返納に関してネット上の意見やテレビでの特集をよく見ていました。池袋の事故からテレビの特集はまた増えましたが、その中でよく見る意見があります。

「免許が返納できないほどの地方に住んでいるのならば、都会に住む子供の元へ移住すればいいのに」

というものです。

う~ん、地方に住んでいる人間から言わせれば、半分当たり半分外れの意見ですね。

都会へ移住することが解決策なのはその通りですが、それを実現するために本人はもとより、家族がどれだけ負担を強いられるかがわかっていないと思うからです。

まず、ご両親の世代で地元に残っている人は地元への愛着が強い人です。そんな人が元気なうちに生まれた土地を離れる決断をすることはまずなく、一人暮らしができなくなってから動き出すことがほとんどです。介護が必要になる場合も多く、その時点で家族には大きな負担となります。

また都会へ移住するということは、人間関係が一度リセットされるということです。

ここで新たに人間関係を作ることができればいいのですが、できなければ家に引きこもるようになり、そのままうつ病になる人も珍しくありません。

そこに自分以外の家族が不仲だったりすると、一気に問題が複雑化しかねません。

さらに地元に土地を持っている場合、売れるかどうかという問題もあります。特に山は現代ではほぼ売ることができません。

土地が自分のものである以上管理責任は当然に生じます。何かあった時に持ち主が近くにいないと、色々問題になることが多いです。

このように高齢になってからの移住は多くの困難があります。持っているのは家とそれが建つ土地だけという人でも、他の問題であきらめてしまう人は意外と多いんですよ!

でも、それを理由にご両親を放置してしまうと、本当に車で事故を起こしてしまったり、認知症で家が崩壊していたということにつながってしまいます。

心配だからと強引に同居しても、幸せな未来が待っていることは経験上あまりありません。だからこそ私のような役割の人間がいるんです!

家族は明るく笑って暮らせてこそ家族。私はその精神でご家族の絆が保てるように活動しています。

離れて暮らしていて心配だけど、何をどうすればいいのか分からない!という方は一度お電話、メールくださいね。

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