こんにちは、遠くで暮らすあなたの両親を守る行政書士の江口隆介です。

みなさん、GWでたまった疲れはこの週末で解消できましたか?

家族サービスで疲れた上に10連休明けで大量のメールチェックから始まり、休みの間にたまった問題の解決にうんざりした・・・そんな人もいるかもしれません。

私は前職では皆さんが休んでいるときも休まず働いていました。その時に困ったのが依頼者が休みで連絡が取れないこと。

独自の判断でどうにかしないといけないのですが、後からお叱りの電話を受けたり色々ありました・・・

中にはそこで?というようなことでお叱りを受けることもありました。人が注目する点というのは分からないですね。

他人からするとよくわからないことで気分を害したり争ったりするということは相続の世界でもよくあります。

私が以前かかわった相続でも「そこで?」というものであわや裁判かとなったことがありました。

その相続での相続人は子供が三人、全員が実家は出ていましたが隣の市など近場に住んでおり、事前に話しをしていたようで実家や預金などの分割は特に問題がなく終わりました。

しかし最後の最後になって一気に雰囲気が悪くなりました。最後に残っていたのは実家の向かいにある猫の額ほどの土地、生前ご両親はそこで家庭菜園をしていたのですが、なんと子供たち全員がその菜園を自分が引き継ぐと主張!

意見がまとまらず、本当にそこだけで危うく裁判まで行くところでした。

結局その土地は管理できなくなるまでは3人の共有にすることで話はまとまりましたが、どこに価値があるのかは人によって違うということを目の前で体感した例でした。

なぜこのような争いが起きたのか?それはその家庭菜園の土地が、ご両親のものであると知らず、借り物だと思っていたから、つまり事前の相続財産の調査で漏れていたんですね。

このような漏れは実はけっこうあります。特に昼間働いている世代の方が自分で調べるとなると、どうしても仕事と並行して調べることになるので細部まで目が届きませんし、固定資産税通知書には当然税がかかる物件しか記載がないので見落とすんですね。

将来的に争いを起こさない為にも、相続財産の調査は私をはじめとしたプロに任せることをお勧めします。

ご両親や地域を大切に思うあなたのための見守り契約はこちらから

親子問題、家族問題をメインとしたメルマガも不定期に配信しています。よければこちらの登録もお願いいたします。今回からしばらくご両親が免許の返納をい拒否した場合の次善策について話しをしていますよ!

登録はこちらから