こんにちは、遠くで暮らすあなたの両親を守る行政書士の江口隆介です。
今回は昨日に続いて遺品整理についてです。
今回の整理、参加したのは娘である母親、近場に住む叔父夫婦の4人でした。
実はあと3人兄弟がいるのですが、関東や大阪など遠方に住んでいるので今回は不参加でした。
全員そろえばもっと進んだのでは?と思いますが、遠く離れて暮らすことが多くなった現代、これはある意味しかたがないことです。
みなさん予定もありますからね。
ただ、最近話を聞くのが遺品整理をすると連絡をしても
「遠くに住んでいるから俺には関係ない。勝手にやって」
と言い全く手伝おうとしない兄弟の存在です。
ひどいものになると葬儀や49日の後に手伝うことを約束していたにも関わらず、約束を破って参加しない人がいて、そういう人ほど忘れていた自分の所有物を捨てられると文句を言ってきます。
これに限らず、人間はたとえ身内でも、いいとこどりをする人間を嫌います。
遠くに住んでいるからと介護も、葬儀の手伝いも、遺品整理もしなかったのに、権利だからと遺産を求めたら、もめるのは当然ですよね?
私はこれが原因で争族が起こり、実家が荒廃してしまった話を何度も聞いています。
あなたがご両親の死後家族と縁を切りたいのならば、どうぞそのまま進んでください。
そうでなければ遠くに住んでいても、できる限り一緒に遺品整理をやりましょう。
それがどうしても難しいのならば、兄弟姉妹に事情を説明したうえで、例えば引き取り業者をあなたのお金で依頼するなど、貢献する方法は何個もあるはずです。
せっかく兄弟姉妹という濃い縁があるのですから、それを切らないように、切られないように何ができるか考えてみましょう。
相談できる人が近くにいない場合は私にご相談くださいね。
ご両親や地域を大切に思うあなたのための見守り契約はこちらから
親子問題、家族問題をメインとしたメルマガも不定期に配信しています。よければこちらの登録もお願いいたします。
登録はこちらから