こんにちは、田舎のお母さんを守る肥前の行政書士。江口隆介です。

皆さんは、自分のものだと思っていたものが、実は他人のものだった。という経験はありますか?

私は昔、喫茶店で本を読んでいた時、間違って隣の人のアイスコーヒーを飲んでしまったことがあります。

物を見ずに記憶だけで手を伸ばしてとったものを飲んだのですが・・・隣の人の「え?ええ?」という顔でようやく気づきました。(;’∀’)

幸い自分の分に口をつけておらず、また相手も優しい方だったのでアイスコーヒーを交換して事なきを得ましたが・・・いや~恥ずかしかった~orz

私のように笑える事ならばいいのですが、実は今、笑えない話を抱えています。

先日、ある方が私に遺言書作成の為、財産の調査を依頼されました。

財産は主に預金と、住んでいる家と土地という話だったのですが・・・調べてみてびっくり!実は家を建てている土地の名義が、依頼人のお父さんのままになっていたのです!

依頼人にこうなってますよ!と説明したところ、どうもお父さんが亡くなった際に手続きがわからず役所に聞きに行った際、役場の職員から「変更手続き完了しました」と言われ、名義は変わったものだと今まで信じてこられたとのこと。

固定資産税の納税通知書を見せられて、

「税金を払っているので私の土地だ!」

と言われましたが・・・登記が変更されていない以上、残念ながら依頼者の土地ではないんですよね。

結局、当時作った遺産分割協議書を探し、なければもう一度協議書を作るということろで話が止まっています。

上のような話は珍しくありません。

無料相談会で上のような話は必ず1件はあります。みんな手続きが分からないから役場に相談に行ったのに、役場は固定資産税さえ納付されればいいということで中途半端な対応しかしてないからです。

私は、今の所有者が分からない土地建物の問題の原因はここにあると考えています。

皆さんも他人事ではありません!もしご両親が亡くなると、おじいさん名義の土地の相続権はあなた達に移ります!それを自分たちの名義に変更するのはご両親の時よりもさらに手間と時間がかかります!

ただでさえ仕事や家庭で忙しいのに、そんなことが降ってわいたらたまりませんよね?

そうなる前に、まずは実家の名義が本当にご両親なのか?から調べてみましょう。もし調べ方が分からなければ私にお電話くださいね。

ご両親や地域を大切に思うあなたのための見守り契約はこちらから

親子問題、家族問題をメインとしたメルマガも不定期に配信しています。よければこちらの登録もお願いいたします。今回からしばらくご両親がペットを残したらどうなるのか?ついて話しをしていますよ!

登録はこちらから

今月16日にご両親とペットに関する無料セミナーを開催します。詳細はこちらから