こんにちは、遠くで暮らすあなたの両親を守る行政書士の江口隆介です。

皆さんは何か「初めて」の記憶は持っていますか?

初めての包丁、初めてのマッチやライター、初めての責任ある立場・・・事故や損害の危険がある「初めて」はみんな緊張しませんでしたか?

私も初めての自転車(補助輪なし)に乗るときはケガの恐怖や怒鳴る父親の影響でガチガチに緊張。ペダルに足を載せてすぐに転んだことは今でも覚えています。

転ぶことを繰り返していくうちに、少しずつ乗れるようになっていき、そのうち全く緊張せずに乗れるようになったかと思います。

緊張するということは集中しているということでもあります。

皆さんも初めての路上教習では緊張して何回も何回もミラーを確認した記憶がありませんか?

これを何回も繰り返すとある程度適切な回数と集中の度合いが分かり、長時間運転できるようになります。

しかし慣れすぎるとあわや事故!でまた集中を高める。運転する人はこのサイクルの経験があるはずです。

そしてこのあわや!を経験しないと自信だけが膨らんでいくことになります。

そうです、皆さんのご両親が持つ車の運転への絶対の自信の源泉はこれなんです!

しかも高齢になると、認知機能の低下からか、見たくないものは見えなくなるという怪現象も起こります。

自分の車にこすり傷や凹みがあって明らかにぶつけているのに認めなかったり、周りを確認せずに交差点を曲がろうとするのはこれが原因です。この状態になるといつ事故を起こしてもおかしくありません。

事故を起こさせない為には、こうなる前に車の運転に対する肥大化した自信をしぼませ、「自分は事故を起こす可能性があるんだ」と認識させることが重要です。

今は自動車学校で高齢者の運転チェックをしてくれるところがたくさんあります。ご両親が危ない運転しているところを目撃したら。まずそちらで指導員の方にチェックしてもらうといいですよ!

もしご両親がそれを嫌がる場合は、自分の能力低下を自覚しているが、それを認めたくない可能性があります。

その場合は私が見守り時にご両親の運転を確認しますよ!

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