こんにちは、遠くで暮らすあなたの両親を守る行政書士の江口隆介です。

私はめったに映画を見ない(田舎の為遠くに行かないと映画館がないんです・・・)のですが、先日ある古い映画を見る機会がありました。

映画のタイトルは「家族」。1970年に公開された山田洋次監督作品です。

大まかなあらすじは長崎の島から北海道まで酪農の為に移住する家族と大阪万博に沸いていた日本の物語なのですが、その途中で長女が、北海道に到着してからすぐに高齢だった主人公の父親が亡くなります。

長距離の移動や慣れない場所での暮らしは自分の体に予想以上のダメージを与えます。

それが幼児や高齢者であればなおのことです。

だからこそ私は、高齢になったご両親と同居するタイミングはできるだけ早く、自分のことが自分でできる時にすることを推奨しています。

自分のことが自分ででき、自由に出歩けるからこそ、人間関係を再構築することができるからです。

最悪のタイミングだと思うのが寝たきりになったら、認知症になったからと呼び寄せることです。こうなると他人との人間関係はもちろん、自分の子供である「あなた」以外と人間関係を築けず、「あなた」と家族の関係を崩壊させたり、近所に迷惑をかけてしまう可能性が高まります。

でも、元気なうちは地元を離れたくないと同居を拒否される・・・そうですね。よく分かります。

私の祖母も最期まで子供との同居を拒んでいました。自立して生活することが子供への孝行だと最期まで信じていたんですよ。

その為体調が悪くても旅行に言ったり80歳を過ぎても車を運転したり・・・こっちがより心配することを平気でやっていました。

どのタイミングで同居に踏み切るべきか?同居するならばどっちが移動すべきか?これは家庭によって千差万別、「これ!」という最適解は各自で見つけなければなりません。

私にその最適解を見つけるお手伝いをさせてください。

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