追加募集の日程が公表されました。11月25日から12月11日までの予定です。

こんにちは、佐賀県のくいしんぼう行政書士。江口隆介です。

新型コロナウイルスの影響で活動の自粛、縮小を余儀なくされている文化芸術活動をされている方。

文化庁が皆さんの活動を支援する補助金を準備しています!

緊急事態宣言以降少しずつ講演や舞台が再開されてきたとはいえまたいつ戻るかもわからないこの状況において、この補助金を受けることは活動を続けていくうえで非常に重要です!

このような補助金があるということは、国としても皆さんに活動を続けてほしい!文化芸術の為に今は耐えてほしい!と思っているということです。

この補助金をもらい!文化を未来に残しましょう!

補助金を受けられる人

直近3年間(2017年以降)2回以上の文化芸術活動を行い、以下の条件を満たす個人または団体

個人・・・フリーランスを含む個人事業者

団体・・・1.法人格を有する団体(社団法人、財団法人、株式会社など)特定非営利活動法人

2.法人格を有しないがR2年6月1日現在、団体を設立して1年以上の文化芸術活動の実績があり、下の①から③が明記されている定款若しくはそれに類する規約等を有していること。

①団体の意思を決定し、執行する組織が確立されていること
②自ら経理し、監督する等の会計組織を有すること
③団体活動の本拠として事務所を有すること

*定款がない場合は作成のお手伝いもしますのでご相談ください

補助金を受けられる活動

①不特定多数に公開することによってチケット収入等を上げることを前提としたもので

②新型コロナウイルスの影響でイベント等の自粛に追い込まれるなど大きな影響を受け

③今後の再開に当たって複数の物の参加や稽古が必要などの理由があり速やかな再開が困難であったり、新型コロナウイルス感染拡大予防のために銃ら鵜と同様の収入が確保できない可能性がある活動。

・・・なんのこっちゃよくわからん。という方。

つまり新型コロナウイルスの影響で活動を止められたプロの芸術活動家の個人、団体は対象となる可能性が高いです!

*放送やインターネットで公開する取り組みのみの方は対象外!(例外あり)

文化庁が支援の分野として考えているのは以下です。

音楽、演劇、舞踊、映画・アニメーション、コンピュータその他の電子機器を利用した芸術

伝統芸能(雅楽、能楽、文学、歌舞伎、組踊、その他

大衆芸能(講談、落語、浪曲、漫談、漫才、歌唱、その他)

また、下記の分野も古典の開催や対局の公開で収入を得るなど上記①~③の条件を満たせば補助の対象です。

美術、写真、茶道・華道、書道、囲碁や将棋などの娯楽

対象となる取り組み

(1)以下①~③のいずれかの取り組み(複数可)

①国内外の観客、参加者等の回復・開拓

②活動の継続・再開の為の公演・制作方法等の検討・準備・実施

③雇用契約の明文化等の経営・ガバナンスの近代化

(2)(1)の取り組みと併せて行う、業種ごとの新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインに即した取組

・・・また何のことかよく分からない方。

例としては

①過去の公演の動画配信。

②活動再開のトライアル公演

③雇用契約案の作成、電子化

(2)感染症対応のトライアル公演

などが補助の対象となります。

もちろんこれは1例。具体的に知りたい方は私までお電話ください。

補助される額

個人・・・標準的な取り組み:上限20万円

より積極的な取り組み:上限150万円

団体・・・上限150万円

団体・個人が共同で申請した場合・・・1人、1団体当たり150万円。最大で1500万円。

*(1)で最大100万円、(2)で最大50万円の補助を受けられます。

*補助率は2/3。特定の条件を満たした場合は3/4。

補助金の審査対象となる出費

令和2年2月26日~令和3年2月28日

通常の補助金は支給決定後に支払いしたものしか対象になりませんが、この補助金は支給決定前も対象。つまり緊急事態宣言中に「その後」の為にやったことも対象となります!

申請したい方はまず領収書の整理から始めてみてください。

*補助の対象となる費用とならない費用があります。詳しくはお電話ください。

報酬

支給決定額の10%

*ただし最低報酬は10万円

*ご依頼時に着手金として5万円をいただき、支給決定後に残額を請求いたします。

最後に

新型コロナウイルスの影響も少しづつ薄れ、各地で観光やイベントが再開され始めてきています。

このページを作成時点では「鬼滅の刃」の劇場版公開に合わせたSLの運行イベントが行われ、活況を呈しています。

ただ、この裏では感染者が微増し続け、またいつ大流行、さらにインフルエンザと合わせたパンデミックの可能性も真剣に議論され、緊急事態宣言が再発令される可能性も残っています。

こんな時に人々の心の支えになるのが娯楽、芸術などの文化活動です。

文化活動で様々な感情が揺り起こされるからこそ人間は人間でいられます。

コロナウイルスの影響でただでさえ人間の醜い感情があらわになっている現在。文化活動が無くなればその感情はさらに暴走する危険性が高まります。

国もそのことを分かっているからこそ、皆さんを支えるためにこの補助金を準備しています。

コロナ後に国民をより豊かにするためにも、使えるものはすべて使い、芯は変えずに変化に対応していきましょう!

私にそのお手伝いをさせていただければ幸いです。