こんにちは、田舎のお母さんを守る肥前の行政書士。江口隆介です。

ここ数日、ウィンカーを点けずに曲がったり、停止線をオーバーランする車を続けて見かけました。運転中なのでカメラで撮影するわけにはいきませんが、よく見ると両方の車体には高齢者マークが、皆さんのお父さんお母さん世代と思しき方が運転されていました。

う~ん、地方なので運転を続けないといけないことは理解しますが、私は正直返納を考えるべき時だと思います。

というのも、皆さんはハインリッヒの法則というものをご存知ですか?

本来は労働災害における経験則なのですが、

「1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する」

というものです。

この観点から見ると、ウィンカーを出し忘れたり、停止線をオーバーランするのは300の異常、もしくは29の軽微な事故に該当します。つまり、重大な事故を起こす危険性が普通よりも高いことを示しています。

ご両親は強がって大丈夫というかもしれませんが、運転を分析してみると、このような危険は分かるものなんですね。

なので、運転免許の返納を促すためには、このようなシーンを撮影しておくことが効果的になります。免許の返納の第一歩は運転に対する過信をなくしてもらうことからですからね。

しかし、その為にはドライブレコーダーの設置が絶対になります。

もし、親の運転が心配だが、ドライブレコーダーを設置する為に帰る時間がないという方は、ご両親が佐賀県、長崎県東部に住んでおられる場合は私が見守りサービスの一環でドライブレコーダーを設置したり、内容を確認したりしますので、時間が取れない方は私とお話ししてみませんか?

余談ですが、皆さんのご両親に近い世代である杉良太郎氏が運転免許を返納しました。

74歳・杉良太郎、運転免許証自主返納「反応が以前と違うなと感じ…」 高齢運転者へ防犯呼びかけ

杉良太郎氏の場合は公共交通が充実している都心に住んでいるため確実に参考になるわけではありませんが、近い世代の有名人として話題にはしやすいので、話のネタに詰まった際にはご活用ください。

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